撮影データをモニターの色とプリントの色を合わせる方法の事を何というのか。
これをカラーマッチングといい、各デバイス毎にバラバラだった色をデバイス共通に色を同じように再現する仕組みがカラーマネージメントシステムといいます。
このカラーマネージメントを実現させる為に必要になるのが「ICCプロファィル」というものになります。
ここでは、簡単にモニターの色とプリントの色を合わせる方法の流れを説明していきます。
AdobeRGBに対応しているデバイス、アプリケーションという想定で説明をします。
- カメラをAdobeRGBに設定
- モニター周辺を色評価光等の照明作業下で作業を行います。
- モニターもカラーキャリブレーションをしてAdobeRGBに設定をします。
- フォトショップやライトルームのようなAdobeRGBを扱えるソフトで画像編集を行います。
- ICCプロファィルを利用してフォトショップやライトルームからプリントをする。
1〜5の流れに沿って、それぞれのデバイス毎の色空間の設定を共通させて、ICCプロファィルも同じように統一し撮影からプリントまでを行う事で、モニターとプリントの色を合わせる事が出来るのです。
ここで大切なことは、全てのデバイスがプロファィルによって共通に括られている事が大事な事なのです。