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被写界深度をうまく使って雰囲気のある商品撮影について

そもそも被写界深度ってどのようなものなのか。

商品の手前や奥側をピントを合わせたりする事で、ピントが外れている場所がボケるような感じに撮影出来る事を言います。(ピントの合っている範囲が広い(深い)か、狭い(浅い)かという事です。)

被写界深度は、カメラの3つの要素で決まってきます。

  1. 絞り(F値)
  2. レンズの焦点距離
  3. カメラから撮影する被写体の撮影する距離です。

被写界深度が深い写真は、手前から背景までの奥側まで広範囲でピントがあっている状態の事を言います。

被写界深度が浅い写真は、手前にピントを合わせて撮影した場合に奥側の背景の部分がボケる状態の事を言います。

被写界深度を深くした撮影をする為には、

絞りを絞る事。(F値を大きくする。)

F値を大きくする事で、ピントが広範囲に合うようになります。

広角レンズを使う事で焦点距離を出来るだけ短くします。

カメラからの被写体の撮影距離を長めにとる事に注意をします。

具体的な例としては、建物の外観等。

被写界深度を浅くした撮影をする為には、

絞りを開く事。(F値を小さくする。)

望遠レンズを使う事で焦点距離を出来るだけ長くします。

カメラからの被写体の撮影距離を短めに、なるべく近寄って撮影する事に注意をします。

具体的な例としては、花や植物、風景を背にした人物等。

被写界深度が浅いと雰囲気のある撮影が出来ます。

これは、手前の花に焦点を合わせて背景をボカした状態の撮影です。
被写界深度を浅めに撮影した風景です。