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自動色変換ソフトの編集項目について その2

レンジ補正のタブ

レンジ補正の部分については、また細かく設定する事が出来ます。

かぶり補正については、補正なし。弱い。強いの三種類の設定項目があり、

画像データのかぶり具合によって、かぶりの強度を変えることが出来ます。

ハイライトの部分とシャドーの部分のレンジ幅は、−10〜10の範囲で1刻みで調整する事が可能です。

レンジについて、

ダイナミックレンジとは、カメラで撮影する場合のカメラが識別可能な明るさの範囲の事を言います。

俗に言う、写真の白飛びや黒潰れと呼ばれるものです。

カメラで撮影される画像は画素が集まった集合体が画像と認識されます。

その画素をピクセルと呼び、R・G・B(各0〜255)ピクセルの集合体で画像は作られています。

完全な白飛びの場合は、ピクセルは0です。

逆に、黒潰れの場合は、ピクセルは255です。このような数値を示した画像の補正はできません。

しかし、わずかながら、数値がある程度入っていいる状態の場合は、画素(ピクセル)が存在するので、補正することができるのです。

わずかながら、ピクセルが入っている部分の補正をしようとする部分がレンジ補正になるのです。

このレンジ幅を理解していると、撮影する時のハイライト、シャドーのバランスをうまく考えて撮影する事が出来ると思います。

スマートフォン等でハイダイナミックレンジがあると思いますが、これは、

撮影時に、ハイライトとシャドーの部分がなるべく、白飛びや黒潰れをしないような撮影が出来る技術なので、スマートフォン等で撮影する時は活用してみましょう。

次回は、RGBの最適化について紹介をさせて頂きたいと思います。

撮影されたノーマルな状態
画像の明るさレンジ補正がされている画像
ノーマルな状態だと下の部分は、黒く潰れているように見えますが、
実際は、シャドーレンジに幅があるので、黒く潰れたように見える部分も
このように画像を表現させることが出来ます。