商品撮影挑戦中!

絞りによる「ボケ描写」の表現

絞りを開放にすると(F値)を小さくすると、ピントを合わせたもの以外は、ボヤけて写ります。そこから徐々に絞りを絞っていくと(F値)を大きくしていくと、ピントが合い始めて見える範囲が広くなっていきます。

絞りを開けると、ピントが合って見える範囲が狭くなり、この効果を利用すれば、どれをはっきりと見せるか、何をボカして見せるかをコントロールでき、

背景がゴチャゴチャしたうるさい背景には、ボカシて主役となる被写体の存在を高めたり、前景をボカして色を加えるような雰囲気作り等、様々な表現が可能です。

開放F値が小さくても、広角と望遠では、ボケの描写は変わります。

望遠では、広角よりも大きくボケます。大きくボカシしたイメージの表現を作りたいときは、望遠で撮った方が大きなボケが綺麗に撮れます。

その他にも、「ボケ描写」の撮影としては、被写体により近づいて撮影する方法もあります。

商品撮影による単品撮影は、商品がメインになるので、しっかりと商品が写っている事が大事になりますので、ぼかした撮影には向きませんが、イメージ用の商品撮影となると、ボケ描写が非常に大事な要素になります。