露出は、写真の明るさの事をいいますが、露出を決める要素とはどのようなものなのでしょうか。
一つ目は、レンズ内を通る光の量を絞り羽根の開閉で制御する「絞り」
二つ目は、光が撮影素子に当たる時間の長短をシャッター幕の開閉で調節する「シャッター速度」
三つ目は、撮影素子の光りに対する感度を変える「ISO感度」
のこれらの三つの要素で露出が決められます。
- 絞りは露光量で、
絞りの羽根で構成されていて、絞りの穴を広げたり、すぼめたりしていく事で光の入る量をコンロロールしています。
絞りを開けると、一度にたくさんの光を取り込め、絞りを絞ると、一度に少しの光しか取り込めません。
- シャッター速度は露光時間で、
シャッターを開閉する速度等で、撮影素子に光を当てる時間の長さの調整をしています。
シャッタースピードが遅いと、シャッターが開いている時間が長くなるので、たくさんの光を取り込めます。
シャッタースピードが速いと、シャッターが開いている時間が短くなるので、少しの光しか取り込めません。
- ISO感度は、光に対する感度で、
ISO感度は、撮影素子が光を感じる度合いで、数値が小さい時は鈍感で、大きい時は敏感になります。
感度が高いと、光に敏感なので、たくさんの光を取り込めます。
感度が低いと、光に対する感度が弱くなるので少しの光しか取り込めません。
