透明なプラスチック系のボトル等を主とした被写体。
(ペットボトル水)
撮影するのになぜ難しい被写体となっているのか。
1.透き通った透明な水は、商品として透明感を出さなければならない。
2.透明感溢れる水を撮影する為には背景色となる色も白でなければいけないの
で白に対して白をどのように撮影するのか。
3.白っぽい商品を撮影する場合は、カメラの方で平均的な明るさになるように
実際の明るさよりも暗めな感じに撮影されてしまう。
これを解消する為には、どのような方法をとって撮影を行なっていけば良いのでしょうか。
3番については、カメラ側の設定として露出を適正な値になるまで数値を上げて撮影をする。
上記の3枚の写真サンプルは、カメラの露出設定を0から1段階、2段階と上げて撮影したサンプルです。
カメラの露出設定を上げていくとハイキー気味となり、透明感が増すと同時にボトルの輪郭がバック背景と同化してしまう可能性があるので、輪郭を協調させる為に、ペットボトル周りを囲めるような形で黒い用紙を切り抜いて置いて撮影をすると黒い用紙がペットボトルに映り込む事によって、ペットボトルの両サイドに黒い縁が出来ペットボトルの輪郭が形成されます。


(光源)は無し。
さらにペットボトルの透明度を増すような撮影をしなければいけない時は、
白いケント紙のような種類の用紙をペットボトルの後ろ側にセットし、更にケント紙の後ろ側から光源をペットボトルに向けて逆光的な形で当てます。全面からの光源と背後のバックライトで更に透明感が増した撮影が行えます。