黒いレンズを主とした被写体(サングラス)
撮影するのになぜ難しい被写体となっているのか。
1.黒いレンズの部分に周りが写り込む事。
2.どの角度から撮影しても写り込みがないように撮影できる事。
3.レンズをマットの質感で撮るか、光沢感ある質感で撮るかでも撮影方法が違う。
4.サングラスの立体感を出す
撮影イメージ
前、横、後、レンズの部分、何種類か角度を振って、
ロゴ、柄に特徴がある場合は柄も、メガネの先端部分(耳にかける部分)
ケースがある場合はケースも、
メガネを開いた状態、商品斜め
レンズもテンプル部分もよく見えて、商品全体が一見できる撮影方法です。
(メガネをきちんと見せたい場合の撮影方法)
サングラス、メガネの撮影としては一番オーソドックスな撮影方法。
開いた状態で、商品を真正面で、
メガネの使用感を感じ取ってほしい時の撮影方法。
たたんだ状態で真正面から
より商品感を出す見せ方。
撮影方法の一例として、
サイドからライトを当てて撮影する方法。
軽減レンズ PLフィルターを使用する。
角度調整で反射をかわす方法。
タイマーを使った撮影
実技(実際にやってみての問題点)?
サイドからライトを当てて撮影する方法。
この方法は、左側からライトを当てた場合には、レンズの部分も左側がライトの反射を受けて右側の部分が段々と影っぽい印象になりイメージ用として撮影するのには参考に出きるのではと感じた。
ライト(光)を当てている以上は影は出来ます。
影の濃淡を調整したい時などは、ライト(光源)を被写体から少し離して撮影するか、ライトをディフューザーで光源の強さを調整する等の方法があります。
軽減レンズ PLフィルターを使用する。
レンズにPLフィルターを取り付け、フィルターの二重になった枠の内、前側の枠を少しずつ回転させながら使用します。
比較確認として、
PLフィルタ無しと有りの2種類を撮影したものです。
フィルタ有りで撮影した方は、光源を暗く軽減する事で、写り込みをなるべく見えないような感じに撮影されています。
PLフィルター無し
PLフィルター有り
角度調整で反射をかわす方法。
サングラスのレンズの写り込みについては、角度を様々な方向に調整する事である程度はレンズの写り込みは回避出来ますが完全に写らないようなする事は難し部分もありますので、そのような場合は、画像処理ソフトで写り込みをを修正することもあります。
タイマーを使った撮影方法。
サングラス等広範囲にわたって写り込みがする商品は、撮影する側も写り込んでしまう事があります。
その一つの対策として、何秒間かのタイマーをセットしてシャッターをきったらその場から離れて撮影する方法です。(その場合は、望遠レンズを使用し、被写体から少し離れた位置から撮影してみるのもいいかも知れません。)
右側からの自然光が差し込んだ状態でのサングラス(被写体)撮影は、
光沢感がある綺麗な撮影ができました。
また、右側からの自然光が差し込んだ状態でのサングラス(被写体)撮影に対して、左側サイドから光源を当てた撮影では、マットな質感の印象に撮影が出来ました。
自然光のみの撮影。
自然光の光と左側から光源を当てた撮影。
自然光の光と左側から光源を当てた撮影。光源にトレペを一枚噛ませた画像です。(被写体と光源の間にトレペが一枚入る事で、影が薄くなっています。)
被写体と光源の距離を離す事でも同じような効果があります。