アクリル製フォトフレームを被写体として撮影をする。
撮影するのになぜ難しい被写体となっているのか。
透明樹脂で出来ている反射率の高い被写体になるので、普通に撮影した場合は、
アクリル版に周りが写り込んでしまったりします。
透明なアクリル版なので、撮影した時にはバックの背景がそのまま、透明なアクリルの色として投影されてしまうので、背景として使用する色にも注意が必要になります。
サンプル色として、ホワイト・グレー・マットブラック・ピンクの色を使用してどのようなイメージになるか検証していきたいと思います。
写り込んだ場合の回避策も確認していきます。


A.普通に置いて撮影したフォトフレーム。
上部の方に白く見える箇所がありますが、これは左側から光源を当てているのが写り込んでいる状態のサンプル画像です。
B.ライト(光源の位置を変えて写り込みが無いように綺麗に撮影したサンプル)
です。
フォトフレームのアクリルの部分が透明度を増し綺麗にスッキリとした感じに表現されています。

他に、今回は、サンプル色として、グレー・マットブラック・ピンクの色を使用した画像を用意しております。


背景色をそれぞれ変えてアクリルフォトフレームの撮影を行いました。

背景の色を其々変える事で、商品の持つ質感や表情が変わったように思います。
グレー系は、オールマイティ色なので、どのような商品もしっくりとした感じで商品を見せる事ができます。
マット系のブラックは、光の反射が少なく、特に透明なフォトフレームについては、透明感が増し、質感を更に上げ、商品のグレードを上げているように見えます。
ピンク色は、ポップな感じで、可愛く見えます。
それぞれの用途に従い商品の背景を変えて撮影するのも1つのテクニックです。