銀(鏡面仕上げ)のカードケース入れを主とした被写体
撮影するのになぜ難しい被写体となっているのか。
鏡面仕上げで周りが鏡のように写り込む事で、写り込まないように尚且つ
銀の鏡面としての光沢感も損なわないように撮影する事が難しい。
周りが写り込まないように撮影する為には、
被写体の周りを白いボードのようなもので囲む。
周りが写り込まない角度に配置する。

上記の写真サンプルは、銀(鏡面仕上げ)のカードケース入れになります。この写真サンプルは、最終仕上がりのイメージ写真です。


上の2つの写真サンプルは、カードーケースを開いた時の裏面の部分について。
Aは、開いた時の裏面は黒っぽくなっており、
Bは、シルバー色になっています。
Bの方は、裏面の鏡面の部分に白いレフ版を斜め左したから写り込むように差し込んで撮影したものです。
そのようにする事で、Aのサンプルのように黒っぽかった裏面の部分をシルバーのように見せる事に成功。


上記の写真サンプルは、被写体に対して平行に撮影したサンプルです。
この場合、被写体の鏡面部分にカメラのレンズが写り込んでいます。
回避方法としては、
望遠レンズを使い、被写体サンプルとカメラの距離をとる。鏡面に写らない位置の角度を探して撮影もしくは、鏡面の上蓋の部分の角度を若干変えてみる。(1度〜2度前後)。
鏡面のカードケースの撮影については、光源の位置とカードケースの置く場所と位置関係が決まれば、写り込みについては、うまく躱せる事が出来ますので、位置関係を色々と探ってみましょう。