主にジュエリー(ピアス、ブレスレット、ネックレス、指輪)等。
撮影するのになぜ難しい被写体となっているのか。
- 全体的にジュエリーの輝きがあって、反射率が高い商品なので、写り込まないように尚且つ綺麗に、明るく見せる撮影をしなけらばならない。
- 色味の調整を崩さないように撮影する事。
- ジュエリー系の商品は、商品そのものが小さな商品になりますので、迫力を出すために近づいて撮影をする場合があります。この場合、近づきすぎて商品本来の形を崩して撮影されたりします。
- 高級感と重厚感を出すのが難しい。




上記の撮影サンプルは、ジュエリーのシャープ感を出す為に、絞りはF11で撮影しております。

高級感や重厚感溢れる撮影をする場合は、ライト(光源)の位置を変える事で、ハイライトとシャドー側の陰影をうまく作ってあげたり、ジュエリーに対してのバック背景色をグレーや黒っぽい色調で、引き締めると高級な感じに見せる事が出来ます。
ジュエリー系の撮影について、ジュエリーも種類があるので、
その種類毎に撮影するアプローチが違うので、その方法について検証していきます。
ピアス
金のピアスは、ライト(光源)のピアスに当てる位置と角度を調節する事で光輝く金の色を撮影する事が出来ます。
上の撮影サンプルは、光がうまくピアスに当たっていないので、黒っぽくうつ
されてしまいました。
ブレスレット

小物やマネキンの部分を使って見せる事で、実際身につけている場合はどんな感じになるんだろうかというイメージが湧きやすいので効果的なアプローチ法だと思います。
ネックレス
1.順光撮影 2.逆光撮影
順光寄り撮影風景 逆光気味撮影風景
ネックレスの下の方にある真珠のような玉も、反射しますので、
状況に応じて白や黒の用紙を下の方に当てる事で、その用紙の色を反射します。
撮影方法は、いく種類か、あるかと思いますが、透明なガラスの上にジュエリーを置いて、ガラスを置いた下側から光源(光)を当てて撮影すると、光沢感のある高級に見える撮影が出来ます。